海の森づくりニュース

NO14

発行日  2003年2月24日

発行   海の森づくり推進協会事務局

連絡先 048-525-6103

横浜において海の森づくり推進協会主催の講演会・展示会が開催されました!

田中・新井両理事の大奮闘で展示コーナー
が完成!海藻おしば講習会の準備をしています。

松田代表理事の開会挨拶。(右)

門脇理事の講演

 八代海での赤潮の発生状況を20年追跡調査。単一魚種の栽培地域と海苔や海藻との複合養殖との赤潮の発生状況の違いをデーターで明確に指摘!

白石ユリ子さんの講演

21世紀を迎えた世界の課題として食料問題があること、世界の飢餓人口が 8億人に達している今、日本が魚を輸入していることは大問題と指摘。
 子供たちと全国の浜のお母さんとの話し合いや漁業について話し合ったり、お魚講習会を10年にわたって開催し続けているウーマンズ・フォーラム魚の活動 を紹介していただきました。

境一郎顧問の講演

自然再生推進法が昨年12月に成立。過去に損なわれた自然環境を取り戻すため、関係行政機関、関係地方公共団体、地域住民、NPO、専門家など、地域の多様な主体が参加して、自然環境の保全、再生、創出を行う目的で、自然再生推進法が議員立法で成立した。海洋や水域の再生、藻場・干潟造成にも関係してくる法律であると強調。海の森づくり推進協会は設立当初から海・山・川は一体のものとして捉え、その循環を重視していたが、「森は海の恋人」と同時にいな、それ以上に「川は海の夫婦」として捉えなおし、全国のNPO団体との連帯をより強くすべし、と強調されました。

22日には夢ワカメワークショップが「海辺づくり研究会」「海をつくる会」「水辺を記録する会」「神奈川県水産総合研究所」「横浜市環境科学研究所」「海の森づくり推進協会」の協働で開催されました。

当日の活動の説明

水中カメラでのマイワカメの生長を確認。11月にワカメの種付け時名札を付けました

海水の透明度の調査

海水の水質調査  DO・PH・塩分の濃度等

展示会の模様が毎日・神奈川両新聞に!

イガイの海水浄化