コンブ種付け&アカモク幼苗設置報告と経過状況
令和3年1月30日、1月13日に引き続きアカモクの飼育作業体験会を開催いたしました。
アカモクは近年脚光を浴びている海藻で、北海道を除く全国に繁茂していますが、近年アカモクの成分が、 がん細胞に対する増殖抑制、アポトーシス誘導、強い抗炎症作用、抗酸化作用(宮下和男、2014)、その他健康食品として知られるようになっています。
食べても美味しいこの海藻はアカモクですが、当協会事務局長の高知大学大野先生より香川県汚引田漁協で採取された幼苗(30cm~1m)を送っていただき、これを裁断しロープに装着後生け簀に投入する体験会を実施しました。
これを成長させ、うまくいけば種苗生産にまで持って行きたいと思います。(報告・堀田健治)
令和3年1月13日コンブ種付け体験会を開催いたしました。
1月13日水曜日、海は穏やか、空は青く快晴に恵まれ、まさに種つけ日和となりました。
今回は、海と陸、農村と漁村のコラボレーション当日は「海の森づくり推進協会」事務局の山崎さんはじめ、毎回海の森づくりシンポジウムに参加しており、現在、印旛郡栄町で農業と日本の食文化を通じた地域おこしをされている土井さんグループ、船橋で有機農法の人材育成をしているユタカファームの松本さんが参加されました。
種付けは、まず青森水産試験場から取り寄せた(海の森づくり推進協会による種糸斡旋事業)、「真コンブ」の種糸を3cmくらいに切り、これをロープにはさみ込みという作業を行い、後はその種付きロープを生け簀に投入、固定するという、ごく簡単方法で作業を終了しました。今後は時折モニタリングしますが、毎年桜の花が咲くころ収穫を向えます。
参加者の感想
農業と全く同じだと感動、早く収穫して、しゃぶしゃぶなど生コンブを食べてみたい、、などなどです。
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